Egon MÜller

エゴン・ミュラー
エゴン・ミュラー

ドイツワインの最高峰と評されるエゴン・ミュラー。伝説的なワイン生産者一家に生を受けた現当主エゴン・ミュラー4世は、長い歴史と共に代々継承してきた独自の厳しいハードルや、徹底して納得のいくワインしか造らないというこだわりだけでなく、彼自身の高い技術やセンス、ワイン造りに対する明確な価値観を持ち、そのワインは世界中のジャーナリストや愛好家から比類なき傑作と称賛されています。

ラベルに村名表記が義務付けられるドイツのワイン法において、その知名度の高さから例外的に畑名のみでの表記が認められた銘醸畑シャルツホーフベルガー。この最上の土地においてもなお別格の威厳を誇るエゴン・ミュラーは、今も伝統を守りつつ、探究心と情熱を持って最高のリースリングを世に送り続けています。

エゴン・ミュラー 写真
エゴン・ミュラー 写真
エゴン・ミュラー 写真

Scharzhof シャルツホーフ
Scharzhof Q.b.a
シャルツホーフ
ブラウネ・クップなどの自社畑で収穫されたブドウを使用している。甘味のバランスがとても良くミネラル豊富で、ザール地区独特のキレのあるさわやかな酸味が特徴的な中辛口ワイン。ライムや新鮮なりんご、白桃の香りが印象的である。若いうちから楽しむこともできるが、5年~8年熟成させることも可能なワイン。食前にも食事とも合わせて楽しめる。
 取扱ヴィンテージ
2019
Scharzhofberger Kabinett シャルツホーフベルガー カビネット
Scharzhofberger Kabinett
シャルツホーフベルガー カビネット
ブラウネ・クップなどの自社畑で収穫されたブドウを使用している。シャルツホーフベルグとブラウネ・クップのブドウから造られる中辛口ワイン。遅摘みになる手前のブドウが完熟した良い状態で収穫される。青リンゴのコンポートのような香りに、白いライラックやジャスミンの花の香りが混ざり合い、テロワールの特徴が感じられる。ふくよかな甘味、しっかりとした酸味のバランスがよく、エレガントで余韻も非常に長い。
 取扱ヴィンテージ
2019
Scharzhofberger Spätlese シャルツホーフベルガー シュペートレーゼ
Scharzhofberger Spätlese
シャルツホーフベルガー シュペートレーゼ
シャルツホーフベルグのブドウから造られるやや甘口の遅摘みワイン。ドライレーズンのような甘い香りに、アカシアのハチミツや白い花、エレガントな酸と心地よいミネラルが感じられる。若いうちは、とてもフレッシュでバランスが良く、熟成させるほど複雑さを増す。華やかさの中にコクがあり、気品溢れる深みのある味わいと長い余韻が楽しめる。
 取扱ヴィンテージ
2017, 2018, 2019
Scharzhofberger Auslese シャルツホーフベルガー アウスレーゼ
Scharzhofberger Auslese
シャルツホーフベルガー アウスレーゼ
完熟したブドウのみを丁寧に収穫し、ほとんどの年で貴腐ブドウも使われている。上品な甘さとバランスの良い酸味が特徴的な甘口ワイン。ハチミツや、熟したアプリコットのようなアロマは味わいにも続き、トロピカルフルーツなどの果実味とともに、貴腐ブドウの豊かな味わいが口中に広がる。15年以上熟成させることのできるポテンシャルの高いワイン。
 取扱ヴィンテージ
2017, 2018, 2019
 WILTINGER BRAUNE KUPP KABINETT ヴィルティンガー ブラウネ・クップ カビネット/シュペートレーゼ/アウスレーゼ
エゴン・ミュラーとル・ガレの単独所有畑、ブラウネ・クップのブドウから作るワイン
WILTINGER BRAUNE KUPP
KABINETT / Spätlese / Auslese
ヴィルティンガー ブラウネ・クップ
カビネット/シュペートレーゼ/アウスレーゼ
エゴン・ミュラーとル・ガレの単独所有畑ブラウネ・クップのブドウから造る、やや甘口のワイン。鉄っぽいミネラル、ほのかなハチミツ風味を帯びた洋梨や白桃の果実味をきれいな酸が締めた、エレガントで複雑な味わい。ジャスミンやアプリコットなどの優雅な香り。ワイン造りはシャルツホーフベルガーなどのワイン同様、エゴン・ミュラーの醸造所で行われている。
 取扱ヴィンテージ
カビネット 2019
シュペートレーゼ 2017, 2018
アウスレーゼ 2017, 2018, 2019
 Château Belà Riesling シャトー ベラ リースリング
エゴン・ミュラーがスロヴァキアで造るワイン
Château Belà Riesling
シャトー ベラ リースリング
きれいな酸味が心地良いボリューム感のある辛口ワイン。シャトー・ベラはドイツのモーゼルから1200km離れた、ドナウ川から約4kmのなだらかな丘に位置する。土壌はチョーク質であり、そのニュアンスは味わいにも表れている。当主がリースリング種の新たな銘醸地としての可能性を確信し、2001年から醸造を始めた。気候が200km離れたオーストラリアの銘醸地ヴァッハウに似ていることから“ヴァッハウスタイル”の辛口でボリュームのあるしっかりとしたタイプのワインを造っている。
 取扱ヴィンテージ
2018
CHATEAU BELÁ CABERNET SAUVIGNON シャトー・ベラ カベルネ・ソーヴィニヨン
CHATEAU BELÁ CABERNET SAUVIGNON
シャトー・ベラ カベルネ・ソーヴィニヨン
シャトー・ベラが造るもう一つのワインは、カベルネ・ソーヴィニヨン100%の赤。収穫後、除梗し、約2週間かけて発酵、続いて約18℃で3か月ほどマロラクティック発酵。熟成は複数サイズにわたるオークの1年使用樽で行い、収穫から約2年で瓶詰め。
 取扱ヴィンテージ
2015, 2016
KANTA RIESLING カンタ リースリング
エゴン・ミュラーがオーストラリアで造るワイン
KANTA RIESLING
カンタ リースリング
南オーストラリアでも最古に近い由緒ある畑、アーガイル・ヴィンヤードでエゴン・ミュラーが造る、リースリング100%のワイン。標高は400mを超え、非常に冷涼。カットしたばかりのライム、新鮮な干し草、青パパイヤのほのかな香り。カンタの特徴である素晴らしいミネラル。フレッシュネスと複雑味やリッチさを兼ね備え、しっかりしたテクスチャーがフレーバーと折り重なる。気さくな印象の一方で、酸は見事な持続力を示す。 モーゼルとは気候の異なる地でのリースリングワイン造りにエゴンの情熱がほとばしる1本。
 取扱ヴィンテージ
2018