ドメーヌ・ミシュロは、7世代にわたりムルソーの地でワインを造り続けています。時代につれて拡大してきたドメーヌは、1960年代に強い個性を持った6代目当主ベルナール・ミシュロにより飛躍発展し、今ではいくつかの1級畑を含む約19haの畑を家族で所有しています。
現当主ジャン・フランソワ・ムストルはテロワールを非常に大切にしており、各テロワールの個性を最大限に生かすため、除草剤は使用せず、減農薬栽培を取り入れています。収穫は手摘みで、選果は畑で行い、生産過程における酸化を防ぐことに細心の注意を払っています。そのため造られたワインはとてもフレッシュできれいなムルソーとなりました。現在ドメーヌは新しい世代が歴史と伝統を守りつつ、新たな発展を遂げています。
ムルソー村の中心に位置し、ムルソーを名乗れる区画に囲まれているが、「クロウ」川との境に在るためムルソーを名乗ることが出来ない。土壌は粘土石灰質で、下層土は石灰岩質。年間1500本程度の生産量。
アペリティフに適している。また繊細な魚やフォアグラとも相性が良い。一般的に瓶詰め後2~8年後に飲み頃となる。