ドメーヌ・ド・フォンドレッシュの若きオーナー、セバスチャン・ヴァンサンティは、ヴァントゥーに現在44haのブドウ畑を所有し、テロワールを表現するワイン造りに情熱を傾けています。ヴァントゥー山の麓、マザン村を中心とした台地に広がるブドウ畑は風通しがよく、砂利混じりの粘土石灰岩の土壌は雨水をよく吸収しますが、深さ5~10mで水分を保ちます。これがフォンドレッシュ(プロヴァンス語で「建立された泉・貯水場」)の地名の由来です。
この恵まれた土壌の力を最大限に引き出すため、彼は化学物質の使用を極力避け、環境と調和する上質なブドウを育てています。「ワインを造るのはブドウの木。ワインメーカーの仕事はテロワールを理解し、分析し、寄り添うこと」。そう考えるセバスチャンの造るワインは、またたく間に世界のワイン愛好家の注目を集め、ヴァントゥーの名を世界に知らしめることとなりました、まさにコート・デュ・ローヌの新進気鋭のドメーヌです。